2009年04月12日

篤姫の原作を読んでみると…

 今日は日曜日。去年は日曜日夜8時からNHKの大河ドラマ「篤姫」をほぼ毎週見ていました。読んでくださっている方もご覧になってましたか?視聴率すごく良かったみたいですね。

  放送が終わってから原作も読んでみようと思い、宮尾登美子さんの「天璋院篤姫」の文庫本上下巻買ってみました。

 かなり厚い本でまだ上巻を読み終わるくらいなんですが、思っていたのと随分イメージが違っているんですよ。

 ドラマの中にあったようないろいろなエピソードがそのまま原作に載っているものと思っていたら大違いで、原作の上巻は、薩摩から江戸に向けての篤姫の出立から始まる三つの章のみ。下巻も四つの章のみでした。

 となると、ドラマに仕立てるための様々なエピソードや、同時代の他の事件や人物と絡めるための筋立てや時代考証などは、全て原作にプラスして行わなければならないわけで、原作があってもそれをドラマに仕立てるというのは全く別の仕事が必要で大変な作業なんだなあと初めて理解しました。
 
 それから、ドラマとして楽しめるように登場人物のキャラクター等も大分デフォルメされていますね。

 例えば、篤姫の教育係の幾島(いくしま)は原作では「顔には深い皺(しわ)が刻まれ」「眉間(みけん)のまん中に、月見だんごほどの丸い大きなこぶが突出してい」ますが、ドラマでは違ってましたよねえ。
 
 将軍家定のキャラクターもドラマで描かれていたものとは大分違うような……。

 やはりドラマとして見て楽しめるように苦心しているんですね。

 普段はほとんどテレビを見ない私がほとんど欠かさず見ていたくらいのこのドラマの魅力は何だったんでしょう。

 ドラマとしての出来のよさに加えて、学校の歴史(私とっても苦手でしたし今でも苦手なのです)の授業では単語としてしか学ばなかった、例えば薩英戦争とか大政奉還といった歴史事件、また西郷隆盛や大久保利通、坂本竜馬や勝海舟といった歴史人物が、ドラマになることで背景やつながりがわかったり、人物の人柄が描かれることで理解や興味が深まったりといったことがあったと思います。
 
 それに衣装を見る楽しみもありました。あのドラマを見ていて、日本の着物でのお姫様の盛装というのは、洋服のドレスでの盛装に決して見劣りしないものだなと思いました。

 音楽もよかったですね。特にオープニングのテーマ曲は短かい時間で篤姫の生涯をよく表現していたと思います。
 
 俳優・女優さんでは、私は樋口加奈子さんに、とても魅力を感じました。

 それにしても当時の薩摩藩が、篤姫や西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀(たてわき)といった歴史上大きな役割を果たした人物を多数輩出したのは素晴らしいことですね。
 
 どんな風土なのか、機会があれば薩摩今泉(いまいずみ)の辺りを一度訪ねてみたいものです。
posted by 夢見桜子 at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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